
現世での問題とは?
多くの人は、生まれや生まれた環境から自分が創られていると思っています。これは前世を考慮に入れなければ、そうなります。
概念として前世を入れてくると、死は終了ではなく、連続する一過程へと変化します。一つの人生を終えて次の人生へ行くという考え方です。
そして、現世の問題は前世で終わっていない問題が、再現されると言う風に考えてください。
どこに生まれるかは最適化される
魂が前世から今世、来世への流れに乗っているなら、過去の問題を終わらせるために、現世で問題を再現する為の場所に生まれます。
これが、学びの仕組みです。ですから、現世だけみても、何を学べば良いかは見えてきます。これが私が開発したエモーションフリーの原初問題の考え方です。
1を知って10を知れとは思いませんが、いくつもの符合する事実をみつけたら、見えていない時間帯でも似たようなことが起きているのは想像できるかと思います。
時間帯は、過去から現在、未来へ続くと考えるかも知れませんが、実はこれも分離。
全ては、今、一点にあります。
学ぶことが目的
学ぶことが目的であれば、どの時間帯でも同じ事が起こります。終わらせるまでね。
現世だけでも、人は同じ過ちを繰り返します。難しくしているの身体とそれに伴う欲です。
欲が衝動になって抑えが効かなくなれば、エゴの罠に陥ります。結果として、学びは完成せずに中途半端で次へ持ち越します。
だから繰り返す!
学びが終わらなければ、それについて意識がいつも生まれます。
同じような事件を見、役割を変えて登場人物になり、リピートリピートリピートです。
何もなければ、人は繰り返すも何も起こりません。人は気にしていないことに意識を向けることができないからです。
意識しているからそれを見るし体験します。
ん? じゃあ意識していないことは体験しないの? となりますよね?
そこは、自分自身が他人の学びの配役で使われて経験をしたりします。その時に、学ぶべきコトとして受け取ってしまうと、自分の中に取り込んで繰り返しに入ります。
現世で幼少期の出来事が重要な理由
前世からの持ち越しの場合、それが学べる場所に生まれますから、現世でその問題を追体験します。
心理学系が相手にしているのはこの問題です。ですが、持ち越しの概念があれば、意味が変わってくるのはわかるかと思います。
だから、過去世を見て現世を変えていく人たちはいますし、本人が何を信じても同じところを指し示しているのがわかるかと思います。
わかる範囲ということで、現世の幼少期を見ることで、何が過去世に起こっているかがわかってきます。
そして、それは性格のように見えるので多くの場合は改善できないと思い込まされています。何度も繰り返して自分はこうなんだと思い込みます。
学びきると記憶から薄れていく
感情事の多くは、学び切ると意味を失います。だから、どうでも良くなります。解決すると相手にしなくていい出来事になります。
人は自分にとって価値のあることに意識・無意識を集中しています。逆に言えば、それ以外はどうでもいいんです。だから見るもの、聞くものは何らかの関わりがあります。
来世に持ち越さないために
来世に持ち越さないために、晩年を豊かで穏やかな気持ちで過ごせるように、学んでおきましょう。
慣れてくると日常を過ごすだけで、自然と学び、穏やかにいることができるでしょう。